創堂スタッフブログ「ワンログ」

展示会動画の基礎知識を徹底解説!トレンドを掴んで集客率アップに繋げよう◎

2022.03.22

  • 動画広告
  • 映像制作・動画編集

展示会は、BtoB企業にとって重要なビジネスシーンです。そこで何より大切なのは、集客率のアップ◎
いかに来場者を自社ブースへ誘導出来るかどうかは展示会担当者が抱える目下の課題ではないでしょうか。

そこで本記事では、近年導入企業が急増している展示会動画の基礎知識を徹底解説!
展示会動画の概要、効果とメリット、種類、制作する際のポイント、トレンドなどを分かりやすく説明します。

展示会が軒並み中止に追い込まれる今だからこそ、動画コンテンツの制作に力を入れ、コロナ明け商戦に万全を期して挑みましょう!

展示会動画とは

展示会動画とは、文字通り展示会で使用する動画のことです。
主にブースに設置したディスプレイモニターなどで企業紹介や、商品プロモーション映像などを流します。

ことにITや人材、コンサルティング業界などでは、無形商材(サービス)の内容を動画にまとめ、展示会に導入する企業が増えています。

静止画やテキストだけでは説明しにくい内容もアニメーションやCG、ナレーションなどを活用することで、来場者に分かりやすい“伝わる動画”に仕上がります。

展示会動画には3種類ある

展示会動画には「ティーザー動画」「企業紹介動画」「商品紹介動画」の3種類があり、それぞれに用途や視聴者に与える効果が異なります。まずは、動画ごとの目的の違いについて解説します。

ティーザー動画(予告動画)

「ティザー動画」とは、イベントやエンタメ業界で盛んに使われている広告手法の一つで英語のteaser(じらす)が由来となっています。

イベントの全容を明かさず、じらすように小出しに見せることで視聴者の興味や関心をひくのが狙いです。簡単に言うと、映画の予告動画のような感じですね。

展示会では、ティザー動画をブースの外で流し、興味を示した来場者をブースの中に誘導するのがお決まりのパターンとなっています。

企業紹介動画(ブランド紹介動画)

「企業紹介動画」は、企業や自社ブランドを紹介するための動画です。自社の魅力や特徴などの説明に加え、社員のインタビューやお客さまの声、企業の展望など、PRしたいことをまとめます。

そのため、企業によって内容はさまざまです。何をしている企業なのか詳しく紹介するところもあれば、ブランドイメージの向上や、認知獲得を目的としたイメージ広告のような動画をつくる企業もあります。

商品紹介動画

「商品紹介動画」は、自社商品(サービス)の紹介を目的とした動画のことです。パンフレットだけでは、伝わりきらない魅力を音や映像で表現したり、デモンストレーション動画を制作して使い方を説明したりして来場者の購買意欲を後押しします。

展示会動画で得られる効果とメリット

ここからは、展示会動画を活用することで得られる7つの効果とメリットについて紹介します。

1.来場者の注目度アップで集客効果が倍増

展示会は、来場者に自社の商品をただ見てもらえればいいという訳ではありません。商談への展開、新規顧客の獲得こそが真の目的です。

しかし、多くの企業がブースにひしめき合うなか、来場者に足を止めてもらうのは容易なことではありません。そこで活用するのが本記事のテーマである展示会動画です。

ブースの入り口や、通路側の壁にディスプレイモニターを設置し、短くインパクトのあるプロモーション動画などを流すことで来場者の視覚と聴覚に訴えかけます。

来場者がブースの前を通り過ぎるのにかかる時間は約5秒。このファーストインプレッションを制する者が、展示会を制すると言っても過言ではありません。

企業によっては、展示会動画を活用後、集客率が3倍になったところもあるなど新たな集客ツールとして注目されています。

2.短時間で圧倒的な情報量を伝えられる

来場者は、一人で多くのブースを回るため、一つのブースに留まる時間は限られています。そのため、短時間で多くの情報を伝える必要があるのですが、やはりそんなときにも展示会動画が役立ちます!

実は、1分間の動画に盛り込める情報は文字にして180万字。原稿用紙にすると4,500枚相当の量になります。これを文字で読むとなると一苦労ですが、1分間の動画であれば難なく視聴することが出来るはずです。

要するに動画は、圧倒的な情報を短時間で伝えられるスーパーPRアイテムということです。そうとなれば展示会で使わない手はありません。ディスプレイパネルはもちろん、タブレット端末用の動画など複数用意することでプロモーション活動を効率的に進められるでしょう。

3.口下手でもOK?担当者の営業効率アップ

展示会に参加したはいいものの、会場で棒立ちになっている担当者を見たことありませんか?営業が得意な人であれば事もなげに出来る声かけや呼び込みもそうでない社員にとっては、なかなか難しいものです。

展示会動画は、そんなときにこそ役立つ営業ツール。担当者が口下手でも動画に説明を任せれば、来場者に企業の情報をしっかり伝えることが出来ます。つまり、担当者の能力の均一化が可能になるのです。

また、動画に興味を示している来場者に対して積極的に声かけすることで、より効率的な営業活動も行えます。

ブースの前に立ち止まってくれた来場者を対象にプロモーション内容をより詳しく解説すれば、商品への理解や購買意欲の向上に繋がるでしょう。もちろん、ノベルティやリーフレットなどの用意もお忘れなく◎

4.無形サービスの理解度アップ◎

有形商材と異なり、実態が掴みにくい無形商材は、テキストや静止画だけではサービス内容や特徴を伝えきれない部分があります。

しかし、動画ならアニメーションやCGなどを使って、カタチのないものでも分かりやすく伝えられます。デモンストレーションの様子やインタビュー動画を活用すればサービス内容に加えて、利用シーンも明確になり新規見込み客の疑問を解消することが出来るでしょう。

5.来場者優位の情報提供でストレスフリーな営業を実現◎

展示会では、営業活動が非常に重要となってきます。担当者も来場者をなるべくブースの奥へ奥へと、引き込もうと躍起になっていることでしょう。

しかし、自分のペースで見て回りたいと思っている来場者にとって、そんな担当者は正直疎ましい存在です。その点、動画は視聴の始まりと終わりを自分で決められる来場者優位の情報提供ツールです。興味がないと思えばその場を立ち去ればいいだけなので、営業を受けているときのようなストレスを感じにくいでしょう。

6.ブース内で大型商材のアピールが出来る

産業用ロボットや自動車、建物など工業製品のラインアップをブース内へ全て設置するのは、なかなか難しいものです。しかし、動画を活用すればブース内への搬入が難しい大型商材でも展示会でのアピールが可能となります。

例えば建築業界におすすめなのがVR動画です。360度見渡せる映像を活用すれば、建物の内部散策を擬似体験することが出来ます。

7.営業ツールとして幅広く活用可能

展示会動画は、展示会だけで終わる動画じゃありません。商品紹介やデモンストレーション動画は営業資料として、企業紹介動画は採用動画として、展示会終了後も大活躍します。

また、プロモーション動画をSNSなどに投稿すれば認知度アップや、ブランディングの強化にも繋がります。

つまり展示会動画は、営業ツールとして幅広い応用がきくコスパ最強の映像作品なのです。

展示会動画を制作する際のポイントは?

次に、展示会動画を制作する際に押さえておくべき、4つのポイントについて解説します。

1.動画の尺(長さ)は短めに

展示会動画の尺の目安は、ティザー動画が15〜30秒、企業・商品紹介動画が1分前後と言われています。

来場者は、多くのブースを回らなければならないため、一つのブースに割ける時間はごくわずかです。
そのため、短時間で分かりやすく情報を伝えられる動画をつくらなければなりません。

テレビCMくらいの長さに要点をまとめて繰り返し再生することで、集客率アップを目指しましょう。

2.モニターのサイズを考慮した動画づくりを

実際に使用するディスプレイモニターのサイズに、適した画面サイズで動画をつくることも重要なポイントです。

ディスプレイモニターのサイズに比べて解像度の低い画像を動画に使用した場合、荒く表示されてしまい、残念な印象を与え兼ねません。

そんな事態を避けるためにも、動画を制作する前にディスプレイモニターのサイズを確認しておくようにしましょう。

3.テロップ&字幕は必ず入れる

展示会では、来場者や担当者の話し声や動画の音楽など、実にさまざまな音が飛び交っています。
そういった中で流す動画には、音が聞こえなくても内容が分かるよう補足としてテキストを入れるのが鉄則です。

人が話す場面では字幕、情報についてはテロップを必ず入れるようにしましょう。
その際、遠目からでもはっきり見えるように文字を大きくするのがおすすめですよ。

4.インパクトを残すには音と演出に注力しよう

来場者に足を止めてもらうには、何よりインパクトが大切です。
そのため動画をつくる際は、派手な演出や耳に残る音楽、心に残るフレーズなどを盛り込んで来場者の関心をひくような工夫を凝らす必要があります。

しかし、ここで大事なのが他社の動向です。
派手な演出の動画ばかりが流れる中、同じような動画を流していては注目を集められません。

目立つ動画をつくるためには、他社動画との差別化が必要です。
他社の動向を踏まえた上で、動画制作の方向性を決め鶏群の一鶴となれるよう、動画の演出に注力しましょう。

展示会動画のトレンドを掴もう◎

ここ数年はコロナの影響もあり、バーチャルリアリティの世界でさまざまなものを擬似体験してもらうVR動画が人気でした。

しかし最近は、来場者の感情に訴えかける、感動系やメッセージ性の強い動画がトレンドになりつつあります。

ただしメッセージ性の強い動画は差別や民族問題、フェミニスト論争など炎上の火種となってまうこともしばしば。

記憶に新しいのが育児系の感動動画。
企業からママへ送った応援メッセージが「ワンオペ育児を称賛している」「なぜパパが登場しないのか」など、さまざまな理由で炎上してしまいました。
そのため、感動動画の制作には、細心の注意を払う必要があります。

一方、一貫して人気なのがアニメーション動画です。
無形商材やサービス、大型商材を扱う企業で説明動画として重宝されています。

展示会動画を制作する際は、トレンドを押さえつつ自社の取り組みにふさわしい表現手法を選択しましょう。

まとめ

展示会動画には、多くのメリットがありますが効果を実感するためには、さまざまな工夫や準備が必要です。
そのため、制作はプロに依頼するのが無難です。

映像制作会社の制作実績から、自社のカラーに合う会社を探して納得のいく展示会動画をつくりあげましょう。
予算がない場合は、フリーランスに依頼するのも一つの手ですよ。

制作会社とフリーランスの違いについて知りたい方は、ぜひコチラの記事もご覧ください↓

「【映像制作】依頼するなら制作会社とフリーランスどっちいがいい?メリット・デメリットを解説」

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