創堂スタッフブログ「ワンログ」

DTP制作を依頼するときのポイントを詳しく解説

2020.11.17

  • WEB・グラフィック

DTP制作の依頼方法や抑えておくべきポイントなどを 初心者の方にもわかりやすいように詳しく資料で解説しています。

「新規で立ち上げた会社のパンフレットをつくりたいけど、どこに依頼すればいいかわからない」
「会社からイベントの広告担当を任されたけど、具体的に何をすればいいの?」など、
DTP制作でお困りの方はぜひ参考にしてください。

DTPとは何か

DTP制作を依頼する前に、まずはDTPについて理解しておきましょう。
DTPとは「Desk Top Publishing(デスクトップパブリッシング)」の頭文字をとってつくられた略語で、パソコンでつくったデータを紙に印刷するまでの作業のことを指します。
具体的なものでいうと、会社案内・会報誌・パンフレット・リーフレット・チラシ・フライヤー・名刺など、紙媒体全般のことをDTPと呼びます。

DTP制作を依頼するときに決めておくべき5つのこと

DTP制作を依頼するときに何をしたらいいかわからないからといって
制作会社に丸投げしてしまうと思わぬトラブルに発展する可能性があります。
また、こちらの制作意図を明確に伝えないままDTPを発注すると
結果的に投資対効果の低い制作物が出来上がってしまいます。

そのような事態を避けるためにもDTP制作を依頼するときに 最低限決めておくとよい5つのことをご紹介します。

1.制作意図

DTPをつくる上で最も重要なのは「何のためにつくるのか」という制作意図を明確にすることです。
対象者やニーズ、どのような結果に繋げることを目的としているのかをまずは明確に決めましょう。
制作意図を明確にしてから依頼をすることで、話がよりスムーズに進みます。

2.デザインの方向性

デザインのことがまったくわからない場合でも、全体の方向性だけは決めておきましょう。
これはDTP制作を依頼するときにデザイナーと打ち合わせをしながら決めても大丈夫ですが、
他社のパンフレットなどを参考に大まかなイメージを持っておくとよいでしょう。

3.原稿の内容

会社案内やパンフレットなどには、必ず情報を掲載するための原稿が必要です。
特に会社の紹介に関しては専門性の高い内容となるため、細かく内容をまとめておいてください。
コピーライトや校正作業は制作会社に任せても、全体の骨組みとなる文章や要点はまとめておくようにしましょう。

4.重視するポイント

DTP制作を会社に依頼するときは、制作において何を1番重要とするのかを決めておく必要があります。
例えば、コストを低く抑えたいのか投資対効果の高いものをつくりたいのかなどです。
この点をきちんと整理してから仕事を依頼することが大切です。

5.予算と納期

会社で決まった予算がある場合はいいですが、初心者の方でDTP制作の相場がつかめないときは、
複数の会社に相見積もりを取ることをおすすめします。
予算が決まれば制作会社選びもグッと楽になりますよ。
また、紙媒体が必要な日程から逆算して、納期をきちんと設定しましょう。
制作会社選びの期間も含めて納期の5ヶ月前から動き始めるのがよいでしょう。

DTP制作にかかる費用の内訳

DTP制作にかかる費用の内訳をわかりやすいように箇所書きにします。

・企画制作(ディレクション)費
・デザイン制作費
・原稿制作(コピーライト)費
・印刷加工費

上記の4項目が費用の大体の内訳です。必要があればここにオプション料金が発生します。
オプションとして一般的なものは、撮影費・取材費・イラスト制作費などです。
また、あまりに修正回数が多い場合やデザイン案を1から練り直すなどの際には
追加で費用が発生することもあるので気をつけましょう。

DTP制作で費用の差が大きいのはデザイン費と印刷加工費

DTP制作にかかる費用の大まかな内訳がわかったところで、費用の差が大きいものについても把握しておきましょう。
DTP制作の中で最も費用の差が大きいのはデザイン費です。
これは何となく予想がつくと思いますが、よいものは高く、そうでないものは安い傾向にあります。
安いからと飛びついたのはいいものの、後々から「無料修正は2回まで」などと言われて泣きをみたというのもよく聞く話です。
制作会社を選ぶ際には費用面だけでなく、DTP制作におけるサポート体制についてしっかりと確認しておく必要があります。
疑問に思うことがあれば何でも質問してみましょう。
逆にそういったやり取りを面倒くさそうにする会社は選ばないのが無難でしょう。

そして次に費用の差が大きいのが印刷加工費です。
印刷加工費は主に印刷・用紙・加工の3つの費用から構成されています。
印刷は、オフセット印刷やオンデマンド印刷など機械の種類によって価格が変わります。
用紙の値段はサイズと紙質、重さによって価格が異なります。
上質なものは高く、コート紙のように一般的なものは安価で販売されています。
また、加工費は加工の種類によって費用に差があります。

印刷機によって費用に差がでるのはなぜか

先述した通り、印刷は印刷をする機械によって価格が異なります。
ではなぜ印刷する機械によって費用に差がでるのか、ここから詳しく解説します。

【オフセット印刷】

オフセット印刷は、紙面への印刷方法の中で最もポピュラーな方式です。
まずオフセット印刷の簡単な印刷方法をご説明します。

①印刷したいものを金属または樹脂でできた
薄い板に写して版(スタンプのような役割のもの)をつくる。

②版にインキをつけてブランケットと呼ばれるゴム製の装置にインキを写す。

③ブランケットについたインキを印刷用紙に刷りつける。

オフセット印刷には新聞やチラシ、雑誌のような大量印刷に向いている輪転機と、
ハガキや名刺などの印刷でよく使われる凸版印刷や活版印刷、
布や革、金属など様々な素材に印刷が可能なスクリーン印刷など、色々な種類があります。

オフセット印刷には基本的に版と呼ばれる板をつくる費用がかかります。
その費用がやや高額なため、少ない枚数の印刷には不向きといわれています。
一方、印刷速度が速いため、印刷枚数が多い場合にはオフセット印刷を選ぶのが普通です。
また、オフセット印刷は細かなデザインや色彩の再現性が高く、仕上がりの質が高いのが特徴です。
ちなみに、インキとはインク(液体染料)のことです。
印刷業界ではインキと呼ばれることが多いですが、同じものです

【オンデマンド印刷】

オンデマンド印刷は上述したオフセット印刷と印刷方式が大きく異なります。
オンデマンド印刷はパソコンから印刷機に直接データを送って出力する方式のため、版をつくるコストも手間もかかりません。
そのため、納期までに時間がない場合や、印刷枚数が少ないときに選ばれます。
また、版をつくる必要がないので1枚から制作可能など、オフセット印刷では叶わない小ロット制作が可能です。
印刷にはトナーと呼ばれる粉状のインキや、液体のインキを使用します。
トナーを使うことで紙以外の素材に印刷もできます。
一方、オンデマンド印刷は印刷品質がオフセット印刷に大きく劣ります。
ベタ塗りやグラデーションなど、色彩の再現性が低く、ムラやズレが生じます。
また、細かい文字などはにじみやすく、紙質によっても色の浮き沈みがあるため、印刷毎に色の出方が安定しないこともあります。

このように印刷機によって向き不向きがあり、それぞれの価格も変わってきます。
1,000枚以上の印刷の場合はオフセット印刷がお得ですが
それ以下の枚数のときは版の制作費などを考えるとオフセット印刷は割高になってしまうということです。

印刷用紙の基本知識

印刷物のイメージは、印刷する用紙の種類によって大きく変わります。
高級感をだしたいときや、かわいらしさを演出したいときなど、用途にあわせてデザインだけでなく紙質にもこだわるとよいでしょう。
では、ここからは基本的な印刷用紙の知識についてご説明します。

印刷用紙の種類

印刷用紙の種類は大きく分けて4つあります。
以下に紙の特性をまとめたので、覚えておいてください。

・コート紙
表面がツルツルとして光沢があるのが特徴です。
発色がよく色彩の再現性が高いため、写真が多めの広告などに向いています。
価格も安いため大量印刷をする場合に選ぶとよいでしょう
。ただし、一般的に広く使われている紙質なだけに高級感や特別感を演出したいという広告には不向きです。
具体例:スーパーや新聞の折り込みチラシ・クーポン券・週刊誌・ポスター

・マットコート紙
表面の光沢を抑えたコート紙のことです。光沢がない分落ち着いた印象ですが、写真などの色は少し暗くなることもあります。
手触りがよいので、名刺や高級感を演出したい広告に向いています。
具体例:不動産やおしゃれなカフェのチラシ・パンフレット・カタログ・学校案内

・上質紙
表面にコーティングがされていないため、自然な風合いが楽しめます。
手触りはザラザラとしていて、ナシュラルで優しい印象です。
コーティングがない分、写真や繊細な印刷には不向きですが鉛筆などの書き込みができるため、ハガキやスタンプカードなどにおすすめです。
具体例:ハガキ・スタンプカード・会員証・ナチュラルテイストに仕上げたい広告物

・特殊紙
メーカー各社が独自に販売している特殊紙にはたくさんの種類があります。
画用紙のような質感の「アラベール スノーホワイト」や、高級感のあるアニマルレザー調の「クロコグロス」などは個性をだせるので人気です。
広告で強いインパクトを残せる反面、価格はどの印刷用紙よりも高めです。
具体例:ハイブランドのカタログ・結婚式の招待状・アートイベントのパンフレット・個性を主張したい広告物

印刷用紙の表記ルール
印刷用紙は基本的に下記のように表記されます。

「マット180kg」

印刷用紙は[紙の名前]+[その紙1,000枚分の重さ]で表記されます。
つまり「マット180kg」とは、マット紙1,000枚分の重さは180kgということになります。また、厚み180kgなどと表記することもあります。
少しややこしいですが、これはもともと紙工場や印刷会社が紙を重さで計って取引していたことに由来します。
紙を1,000枚単位でブロックにして販売していたため、1,000枚の厚み=重さというように表記されることになりました。
この1,000枚分の重さの数字が大きくなればなるほど紙の価格は上がります。

自分で写真を準備するときは解像度に気をつける

DTP制作を依頼する際に自分で写真を準備するときは、写真の解像度が300dpi以上あるかチェックしましょう
。写真は解像度が高ければ高いほど鮮明になり、それと比例してデータは重くなります。
一般的に印刷に適した写真の解像度は350dpiといわれているので、最低でも300dpi以上の写真を使うようにしてください。
ただし、投資対効果の高いものをつくりたいのであれば、写真撮影はプロに任せるのが無難です。

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