思創堂スタッフブログ「ワンログ」
Facebookに動画広告を導入したい担当者が知っておくべき事
2020.05.07
- 動画広告
目次
映像業界に根強くある問題点
どの企業もコーポレートサイトを持ち様々な動画を配信しています。スマホの普及の影響もやはりあるかと思います。動画需要の波はやはりYoutubeをはじめとする動画配信サービスが大きいでしょう。
弊社も含め、多くの映像制作会社に動画制作のご依頼が殺到しています。弊社も年間100案件のご依頼を請けております。
数年前からその動画需要の波で、どこも様々な動画制作をしていましたが、「ただ言われた通りにつくっただけ」「予算的にこの程度のクオリティ」「クリエイター任せの自己満足な内容」といった映像制作会社が圧倒的に多くそれは現在も変わらず言える業界の悪しき業界の傾向です。
動画が身近になったからこそ、一般ユーザですら動画のレベルの好し悪しが判断できるようになってきていることを、私たち映像業界人はよくよく理解しなくてはならないのです。
そこを無視しては、どんな動画を時間を掛けてつくっても意味や価値は無いとしっかり認識しなくてはならないでしょう。
今後の動画制作に求められること
では、どういった動画をつくっていくべきか?またご提案していくべきか?と適切なアウトプット先をこちらから発信・提案するコンサルティングが必要となります。
一番身近でいうと、SNSを使った宣伝・広告が解り易く、また世間的にも馴染み易い媒体でしょう。
様々なSNSサービスがありますが、動画といった面だけで見ると、Facebook、instagramの2つが動画広告に力を入れています。
今回はマーケットの広さとユーザ数の多いFacebookに焦点を当てて動画広告について考えていきたいと思います。
Facebookの動画広告って何?
Facebookをご利用の方ならご存知の通り、動画広告をよく目にします。種類は大きく3つに分けられます。
一つ目は、「デスクトップニュースフィード」といってパソコンからログイン時に表示される動画広告です。広告枠とは違い、通常の投稿と同じように差し込まれているため、ユーザに不快感を与えず、興味や関心があればそのまま、「いいね!」や「シェアする」でどんどん拡散されるメリットがあります。
二つ目は、「広告枠(画面右側)」で、ニュースフィールドよりかは広告の表示が小さいですが動画下部の文言によって動画に興味を持たせるといったものです。
三つ目は「モバイルニュースフィールド」。スマホ、ガラケーでログインした際に表示される広告です。デスクトップフィールドと同じく「いいね!」や「シェアする」で広告の拡散が見込まれます。
これら3つは「マーケットプレイス広告」と呼ばれるものです。この他に、限られた広告主だけが出稿できる「プレミアム動画広告」もあります。
Facebookの動画広告が他のSNSやサイトとどう違うかというと、タイムライン上で自動再生されるので、興味・関心をユーザが持てればしっかりとした広告として拡散されていきます。また、特徴として、ターゲットを設定できるため手当たり次第広告をうつではなく「20代のユーザ」など設定できます。一番気になるのが広告料金ですが、ユーザが自分で決めれるため、低コストでお手軽に始めれます。もちろん、予算はいつでも変更可能です。
Facebookでの動画広告の特徴
Facebookの動画広告を使えばどのぐらい効果が得れるのか。それはやはり、何を発信するかを考えた上で制作した動画でなくてはいけません。Facebookでは自動再生されますが、あまりにも長い映像尺だと
せっかくタイムライン上で再生されていても、関心・興味を引けないと意味がありませんし、動画広告の拡散を見込んだものにしなくては広告費が無駄になる可能性があります。
また、Facebookの動画広告を見かけた方はご存知の通り、「音声」が無いです。ということは、視覚的に訴求力をあげるための動画が必須ということです。当然「観てわかる」という、動画の特性をしっかり理解した上で構成する必要があると言い換えれます。
そうなると、やはり単純に長いだけの動画になってしまうと、相当に演出にこだわらなければ、ユーザの関心もひけませんし、下手をすれば記憶にすら残りもしません。その部分については、やはり一般ユーザでは演出力に限界があるので映像制作会社、とくに演出力とコンサルティング力の高い制作会社に依頼するのが一番です。
Facebookの動画広告で効果を出したい!
Facebookで広告の拡散を見込むのも大きな特徴ですがコンバージョン目的で動画広告を配信するのが効果的です。
近年の動向でも、動画の訴求力の高さを利用して広告を配信した方がコンバージョン数や獲得数が優れているという案件も多々、結果を出しています。
商品の説明やPRでなく、実際に購買や問い合わせを得ることにつなげるのが目的だと商品PR動画や商品紹介動画などは、Facebookがより効果的だと言えるかもしれません。認知度を上げるためにもFacebookでの広告展開は有効でしょう。
認知度はブランド力と言えるので、企業なのか商品なのか、ブランディングするためには他の動画広告よりも、インパクトが強いものが成功事例として多く挙げられます。
全世界で約2,300万ユーザが存在し、男女率のバランスも良く、メイン年齢層も比較的広いのでしっかりマーケティングをすれば、どんな動画広告がインパクトを与えれるか解り易いでしょう。
Facebook動画広告のノウハウは思創堂に
Facebookへの動画広告は上述したことよりもっと深く考えなければいけません。
マーケティングの要素も含んできますのでそこは、しっかりとした動画広告を導ける映像制作会社のディレクターやプロデューサーに相談してみた方が、どういった動画がより効果的なのか導きやすいと思います。
思創堂のディレクターは、コンサルティングの視点も持って制作にあたっているのでどのような動画で演出すればインパクトを残して、広告の拡散につながるかしっかりと過去の成功事例からも導かせて頂きます。
今後の映像制作会社のあるべき姿はコンサルティングをし、しっかりと効果の期待できる動画制作に取り組んでいかなければならないと言えます。そのためにも、弊社のディレクターは常に、市場動向をチェックし新しい情報をインプットし続け、それを的確にアウトプットしていくことを課題としています。