思創堂スタッフブログ「ワンログ」
初めて動画制作の担当者に抜擢されたあなたが、まず実践すべきたった1つのこと
2020.05.12
- 映像制作・動画編集
自社の認知度をどのように上げていこうか?
売上を上げるためにどうしていこうか?
自社にマッチした人材を獲得するには何をどうすればいいか?
なんていう場面で、
漠然と「動画でPRしよう!」という決定事項から、
「誰が担当する?」ってなった途端に、
…。
「じゃあ○○さん、あとは頼んだよ!しっかりいいものを作ってくれよ!」
なんて感じで、抜擢されたあなた!!
大丈夫です。ご安心ください。
"成功するかどうかの80%は準備で決まる!"という「準備8割」という言葉がありますが、
きちんと準備さえできていれば、内製でも制作会社に依頼しても、
完成後に「なんか違う。。最初にイメージしていた動画じゃない」といったことは防止できるのです。
それでは、まずあなたが実践すべきことをご紹介します。
目次
映像制作の初心者でも簡単にできる整理術
よくお聞きする、初めて動画制作の担当者になったあなたが、最初にぶつかる壁
- 何から始めたらいいのか
- 進め方がわからない
- 相談相手が欲しい
- 相談するにも何を相談していいかわからない
そんなときは、ビジネスで最も基本となるフレームワーク5W2H(Why・Who・When・What・Where・How・How much)に沿って、頭の中を整理することから始めましょう。
Why(なぜ?)=目的
まず一番はっきりさせるべきことは、「なぜ動画を制作したいのか?」ということです。
なんとなくではなく、明確に言葉で説明できるレベルまで考えてみましょう。
Who(誰?)=ターゲット
次に、「誰に向けて?」というターゲットを設定します。ターゲットは、性別・年齢・職業・ライフスタイルなど具体的に思い浮かべた上で設定します。万人受けするような設定をしてしまうと内容がブレてしまう場合もあるのでしっかりターゲットを絞り込みましょう。
When(いつ?)=スケジュール
どれくらいの動画制作期間があるのか。いつ上映するのか。制作をする前に完成予定日を設定しましょう。
完成予定日を決めることで、逆算していつまでに何をしなければいけないのかということが明確になります。(構成・台本制作、撮影日、編集期間、ナレーション収録など)
思創堂の場合、内容にもよりますが、撮影後2~3週間程度で初回の確認映像をご提出する場合が多いです。
Where(どこで?)=ロケーション
お客さまは制作した動画をどこで視聴しますか?視聴する場所が自宅のパソコンからの場合と、展示会やサイネージといった通りすがりに視聴する場合では全く構成が異なることは一目瞭然ですよね。
初めての動画制作の担当者になったあなたがイメージできれば、ナレーションの有無、映像尺、テロップの出し方などが見えてくるかもしれません。
What(何を?)=内容
動画で何を伝えたいですか。訴求ポイントを明確にしましょう。
あれもこれも動画に入れたいとなればなるだけ訴求力は弱まってしまいます。
せっかく動画制作するんだから、きちんと伝えたい相手に伝わる動画の方がいいですよね。
欲張って営業ツールでも使いたいし、就職説明会にも使いたい。となってもそもそもターゲットが違いますから伝える内容も違ってきますよね。
同業他社にはない優位性を一番の訴求ポイントにすることがおすすめです!
動画の質を高めるには、お客様が求めていることや、悩み、疑問などをイメージできるかが肝心です。
How(どうやって?)=方法
動画をどうやって制作していきますか。
自社で保管してある画像や動画をベースに制作しますか。新たに撮影をしますか。特殊な加工(CG等)を使いますか。ナレーションは誰が行いますか。どのように制作していくかを考えましょう。
次に、それって内製で制作できるのだろうか?動画制作会社に依頼した方がよさそうか?という判断に迫られます。最近は便利な編集ソフトもあり、制作に慣れていない方でも簡単に動画を作ることが可能になりました。しかし、動画制作を生業としているプロこそのクオリティというものもあるので、この動画の使用用途や作業量に合わせて内製か動画制作会社へ依頼するか検討することがいいでしょう。
How much(いくらで?)=予算
自社内で事前に動画制作にかける予算が決まっていれば、動画制作会社に依頼することも可能かと思いますが、「いくらで制作できるのか検討がつかない」という場合は、事前に動画制作会社から見積もりを依頼しましょう。
実践してみて見えてくるもの
5W2Hの考え方に沿って整理はできましたか。これを実践して見えてくることは、
- 初めて動画制作の担当になったあなたご自身の中で整理することで、軸がブレない。
- 相談する時も整理した内容に沿ってできるので、相談相手に伝わり易いし、ブラッシュアップしやすい。
- 動画制作会社に見積を依頼した際に、より正確な見積がもらえやすい。よって数社相見積もりにした場合にも比較しやすい。
- 動画の構成や台本制作(次のステップ)がよりスムーズに進行する。
まとめ
いかがでしたか。
最初は何から始めればいいか、どのように進めればいいかわからなかったあなたの次のステップが見えてきましたか。ここまでお伝えしててなんですが、あなたご自身の中で整理するのもそこそこの時間と労力がいりますよね。思創堂は動画制作の担当者になったあなたのパートナーとなり一緒に求めている動画を制作することが可能です。
整理する際に困った時は、オリジナルシートを活用ください。
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